kensaku

2014年12月28日日曜日

【大腸ポリープと癌】


大腸内視鏡検査を行うと、けっこう頻繁に大腸ポリープを見つけることがあります。
大腸ポリープを病理組織検査すると大部分が『線種』と呼ばれる、粘液を分泌する腺細胞が腫瘍化したものです。

線種は良性腫瘍ですから、それ自体は心配ないのですが、大きさが1㎝を超えるくらいになると、腺癌の細胞が含まれるものが出てきます。その細胞が徐々に大きくなって、大腸癌として発症します。
1㎝程度のポリープでは何の症状もありませんから、大腸癌を早期で治療したければ、大腸内視鏡を受けて大腸ポリープを切除するしかありません。

癌年齢に達した方は、一度は大腸内視鏡を受けた方が良いと考えています。
その際、おなかが張る便の調子が悪い肛門から出血がある、などの何らかのおなかの症状があれば、健康保険を使って検査することができ、3割負担のカタで6000円程度です。

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